こんにちは。
和つなぎラボ小林です。
先日、着物を着て出かけよう~と着始めて、
『あれ?おいてたはずの紐がない… ん?伊達締めもどこ行った??』と
着物を押さえながらうろうろ(笑)
つい、ずぼらして使うものを全部揃えずに着るとこうなります・・
せっかくうまく決まった衿の角度、紐を探している間に崩れちゃってやり直し!
なんてことがないように、スムーズに着たいとお思いの方には
『着る前にこうやって準備しておくと焦らず慌てず着られますよ』 のご紹介です。
ですが、これも毎回絶対必要、ではないと思います。
慣れてきたら「どこだっけ(笑)」と言いつつ探しているのも良し、ですので
気持ちに余裕をもてる時は準備してみてください(^^)
着物の準備
☆身に着ける順の逆に使うものからおいていきます
衣装敷を広げて
使うものを載せ
帯締めの真ん中がすぐつかめるように置き
帯枕に帯揚げをセット、軽く畳んで置く
帯板も準備
帯はお太鼓を伸ばし軽くじゃばらにたたみ、胴に巻く部分も同じようにじゃばらに畳む
着物は衿を半分に折りスナップや引き糸で留めてから、両袖を合わせ袖だたみに。裾から折りたたんで、衿がすぐつかめるように軽く広げる
長襦袢に衿芯を入れ、着物と同じように袖だたみ。衿がすぐつかめるように軽く置いておく
クリップもすぐ手に取れるように
伊達締め、腰紐は真ん中がすぐつかめるようにじゃばらに畳んで置く
下着も準備
足袋は履きやすいように、左右とも半分に折り返して置く
これで準備完了です!
畳んだまま長く置いておくとしわがついたりしますので、着る直前に
このセットをすると良いと思います。
置き方も重ね方も、ご自身の使いやすいようにカスタマイズしてみてくださいね。
ちなみに私はというとその時々で、長襦袢はハンガーにかけたり、紐類は椅子に
掛けておいたりもします。
慌てないためには丁寧な準備も大事ですし、慣れてきたら その”慌て”も楽しめるように
なれるといいですね(^^)
ルールや教科書に縛られ過ぎない、そんな着物であってほしいと思います。
和つなぎラボ
小林
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