こんにちは。和つなぎラボ今中です。
暖かい…むしろ暑い三連休が終わり、来週から11月らしい気候になるようですね。
さて、三連休の最終日私は東京で開催されていた「きものサローネ」に行ってきました。
きものサローネとは
「きものサローネ」をご存じでしょうか?
和装を楽しむイベントは各地で開催されていますが、「きものサローネ」は毎年秋に東京で開催される国内最大規模のきものファッション&カルチャーイベント(きものサローネ公式ページより)です。
近年は140を超える出展があり、新しい商品などの紹介陳列がされています。
〈https://www.kimono-salone.com/2023/〉
新しいトレンドを探しに
毎年和つなぎラボも「今年の新しいトレンドってなんだろう」「何か新しい商品はないかな?」と着物好きの一員として見に行っています。
このブログでは皆さんに私の個人的な体験談として、イベントへの準備や実際の雰囲気などをレポートさせていただきます。今年は終了しましたが、まったくきものサローネをご存じない方に。知っていたけど参加したことがないという方に、参考に少しでもなれば幸いです。
きものサローネ概要
日時:2023年11月4日~11月5日 10:00-18:00
場所:東京国際フォーラム(有楽町)
【準備編】きものサローネ
チケット購入とちょっとした準備のご紹介です。
① チケットをネットで購入する
来年も同じかわかりませんが、チケットは早割がお得でした。もちろん当日券もあり。当日券はウェブで予約すると少しお安くなります。※来年開催は内容が変更する可能性がありますので、公式サイトでご確認を。
② ウェブサイトを見る
どんなお店が出展されているか。各時間帯でイベントがあるのでどのショーを見ようかなどを大まかに考えておきましょう。
③ お財布準備
もちろん何も買わずに見て帰るだけでも大丈夫ですが、広いイベントホールにとにかくたくさんのブースがあります。帯や着物はもちろん、ちょっとしたアクセサリーなどの小物がリーズナブルに手に入るのでちょっとしたお小遣いを(5000円くらい?)財布に入れておくと楽しめます。
④ 当日のコーディネートを考えよう
この日を楽しみにしていました!という着物好きの皆さんが勢ぞろいで、このイベントの着物の比率はとても多いです。もちろん洋服でも参加できますが、着物での参加がおすすめです。出展者も着物が多いのでお客さん同士やお店の人とコーディネートから会話が弾むことも。そして正統派の着物コーデからアニメのキャラクターをイメージしたコスプレコーデまで着物の多様性があるのもこのイベントの魅力だと私は思います。相当思い切ったコーディネートでもさらに上がいますので、遠慮なく自分の好きな着物で参加しましょう。
⑤ あとは参加するだけ!…買い物をするのもよし、みなさんの着物コーデを楽しむのもよし。たくさんの人がいるので自分の好きな場所を好きなだけ見て自分の好きなタイミングで帰りましょう。疲れたら休憩所もあります。
当日の私の着物
皆さんに着物での参加をお勧めしておいて、自分は和装と言えるのかちょっと疑問ですが、実はこんな格好でした。
▼コーディネートのポイントは…
① 自分らしいスタイル!
② 歩きやすい恰好!
実は日頃から家の中で、上はTシャツにモンペで暮らしていることと、他の時間帯はアートイベント(ArtwWeekTokyo)が東京に参加するためにこのような格好になりました。(なんと当日は2万歩以上歩きました。)
たくさん歩く一日だったこともあって、着物の中で山登りのようなスタイルは…と考え、この格好になりました。ちょっと浮いてるかも…とおもいつつ、そこまで見られてないよねと思い切って参加した次第です。
【レポート】参加した展示やイベントは?
店舗
各店舗を一店舗ずつ紹介することは割愛しますが、このようにホール内には網の目状に通路があり、左右に店舗がずらっと並んでいます。
体験コーナー
写真は撮れませんでしたが、カメラマンによる「写真撮影」は大人気で、ブースには長蛇の列ができていました。また、美容師による「ヘアセット&メイク」や「着付け&着付け直し」もありました。
展示
次世代を担う学生が製作・発表された優秀和装作品の展示を行う「学生きもの優秀作品展」や
着物を通じて新時代の生き方、楽しみ方を提案できる有名人を選出している「KIMONOIST」の展示ブースもありました。
ステージイベント
2日間通じて、常にステージではいろんなショーが行われていましたが
私が参加したのは、着物雑誌の編集長4名が対談する「きもの4雑誌編集長トークショー」とフィナーレを飾る、みんなで踊ろう『東京音頭-きものサローネ2023 ver.-』でした。
編集長トークでは着物を取り上げる4つの雑誌「きものSalon」「美しいキモノ」「七緒」「KIMONOanne.」の各編集長の対談がありました。
それぞれの雑誌の特徴と、「それぞれの雑誌のスタイリングはどうやって行っていますか?」などのウラまで知ることができてとても楽しめました!
そして最後にふさわしい盆踊り。オリジナル手ぬぐいをフリフリ、東京音頭を踊ってすっきり。
会場を後にしました。
最後まで雑記をお読みいただきありがとうございました。
まだきものサローネに参加したことがないという方は、ぜひ来年は「お買い物に」「ステージを見に」「着物友達との交流に」または、「コーディネート見物など情報収集に」などなど、いろんな楽しみ方のできるイベントですので参加を検討いただければと思います。
来年10月になったら忘れず2024年きものサローネのウェブページを見てみましょう。
和つなぎラボでも来年は10月頃には事前に開催をお知らせできればと思います。
和つなぎラボ
今中
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