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執筆者の写真川島織物 和ラボ

おはしょりの整え方

更新日:9月19日

おはしょり もごもご問題

着物をお召しの方が少なくとも一回は「うまくできない!」とお悩みになる問題ではないでしょうか。

ふんわりモコモコしてても、それはそれでかわいいと思うのですが、イマドキのはやりとしては、おはしょりは薄くスッキリ体にぴたー!が主流となっているようですね(^^;


通称“三角上げ”

この“スッキリおはしょり”を作り上げるためには、いくつか方法があります。

最近多く紹介されているのは、内側「下前身頃(したまえみごろ)」のかけ衿の下あたりから脇におはしょりを折りあげる方法。

通称 “三角上げ”なるやり方です。

ですがちょっとコツをつかむまで、なんだかうまくできなくて、というお声も良く伺います。難しいですよね…

しかし、「他にも方法があるのなら…」ということで


内側のおはしょりを折りあげて、伊達締めで固定する方法


今回ご紹介するのは内側のおはしょりを折りあげて、伊達締めで固定する方法です。

胸紐を結んだあとにゆっくりできるので、気分的にも「カンタンかも!」とお思いになれるのではないでしょうか。

とにかく、内側のおはしょりを折り上げてしまうのです。

それと同時に、外側(上前身頃)のおはしょりも水平になるように高さを整え、伊達締めで固定するとスッキリおはしょりの出来上がりです。

ぐっと持ち上げる分、内側のおはしょりには少しシワがつきますが割と楽にできる方法です。

どちらもお好みですし、二重に重なったままでも生地によってはスッキリすることも

あります。

色々な方法を試して、ご自身がやりやすく「これならできる」という着方を選んでいただけると良いなと思っています。


ぜひ試してみてください!





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