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【きもの文様/二月の柄】

更新日:1月30日



着物を着て生活していると、少し先の季節に思いを巡らせることができます。

着物や帯などに描かれる文様は植物や動物などの自然や目に見えない架空のものまで様々。着物に触れることで、自然と訪れる季節を心待ちにする気持ちが生まれたり、心待ちにしつつ先読みする喜びが味わえます。


さて、1月に紹介する柄は少し先の2月モチーフをあげてみました。

着物姿に取り入れてみましょう👘


春に向かう気持ちを表す文様

2月はまだまだ積雪があるなど、寒い季節ですが暦の上では春へと向かう月です。




何と言っても2月を代表する植物モチーフは梅。

いち早く春の訪れを知らせる梅の花は春の到来を待ちわびる人たちに愛され、歌に詠まれることもありました。

植物ではほか、フキノトウなども。

うぐいす



春の到来を告げる植物が梅なら、動物はうぐいすです。

「ホーホケキョ」という美しい声が聞こえると「あぁやっと春だなぁ」と感じますよね。

節分のモチーフ



節分は季節を分けると書くように、季節の変わり目を表しています。

冬から春へと変わる節分には邪気が発生すると考えられていたことから、今でも続いている豆をまき鬼を退治するという習慣が生まれました。

帯や着物のモチーフにもそんな節分の柄が書かれていることも。

・豆

・鬼

・おたふく

・柊鰯(柊の枝に焼いたイワシの頭を刺したもの)

ハート(バレンタイン)



バレンタインの雰囲気を着物に取り入れるとしたら…ハートモチーフをどこかに忍ばせてみるのはいかがでしょう。

色でバレンタインをイメージする赤、ピンクやチョコレート色を取り入れてコーディネートするのもいいかもしれませんね。


2月らしさを出すには?

暦の上では春ですが、体感は最も寒い季節の2月。

上にご紹介したモチーフを取り入れつつも、色でも少し暖かさを目に取り入れると良いかもしれません。

また、色だけでなく防寒で本当に暖かくすることも大事!以前もご紹介した三首を冷やさないようにして、春の訪れを待ちましょう!


▼防寒についてのブログはこちら

【着物の防寒 その2】寒さ対策におすすめのインナーなど


3月の文様もまた2月にご紹介で切ればと思いますのでお楽しみに!


和つなぎラボ

 

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