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執筆者の写真川島織物 和ラボ

40代で挑戦、着物とブーツの話

更新日:1月30日



40歳で挑戦着物とブーツの話

こんにちは。和つなぎラボの今中です。



今回は着物とブーツについて書いてみたいと思います。

毎年、成人の日になると、振袖姿を一目見たくて会場付近を散歩がてらウォッチしているのですが、

年々振袖シーンにもブーツが浸透してきているなと感じます。

自分はどうかというと、若い人たちが着物にブーツをファッションとして取り入れているのは可愛いなと思うのですが「40代に入ってブーツを履いてもいいものか?まぁ草履でも支障はないし、今すぐに履いてみなくてもいいかな」となかなか挑戦できないままでした。


一方で、防寒の面では草履って寒いな…とも思っていました。

足袋が外に出ている草履の足元は、この寒さ厳しい1月2月の外出がおっくうになる原因にもなっていました。かといって冬用の草履は自分のスタイルにはなんとなく合わない。何とかブーツ姿を取り入れられないかなと考えるようになってきました。


さっそく着物を着る同年代の友達に「着物にブーツって難しいかな」とLINEで相談してみたところ、「ありでしょう。どんなブーツ?」との返信が。

いや、全然わからない…。何が似合って何が似合わないのか。

そこで、自分なりの答えを探しに実際に動くことにしました。



まずは情報収集

pintarest(インターネット上にある画像や動画を集めてコレクションできるサイト)で着物とブーツのコーデを並べてみたら…。

あれ、なんだか雰囲気が似ています。

着物×ブーツは大別するとレトロかわいいかロックテイストが合うみたいです。



レトロかわいい、ロックテイスト以外の着物×ブーツスタイルってあるのん?

ただ、レトロやロックはどうも、近藤春奈さんに雰囲気の似ている私には合わないんですよね。

自分にしっくりくる着物にあうブーツを試してみることに。


着物を着てブーツを試し履き


とにかく手あたり次第、コレと思うものを試しました。

まずはブーツの要素を大きく分けると、「長さ」「ヒールの有無」「先端の形」「色」だと思いますので順番に試してみました。


左から、ヒールがあるもの、ヒールがないもの、茶色いブーツ、先が細いブーツ
左から、ヒールがあるもの、ヒールがないもの、茶色いブーツ、先が細いブーツ


【長さ】ショートかミディアムかロングか


結論はショートもしくはミディアムです。

着物は巻きスカートのようなもの…と考えればどんなブーツでもOKそうですが、足首は隠れたほうがバランスがよさそうです。逆に長いブーツはほとんど着物の中に隠れてしまうのであまり必要ありません。また、革靴はクリームなどを塗るので、ブーツが長いと着物の裏側にクリームの成分がついてしまうことは考えられます。


ブーツの長さはショートかミディアムがおすすめ
ショートミディアムくらいがおすすめ

【ヒールの有無】

スタイリングにあっていればヒールの有無は問題にならないようです。

ヒールアリのタイプを履いている人がこれまで多かったので、ヒールナシは合わないのかな?と思いましたが普通にあいました。

足が疲れやすい人などはヒールなしもしくは太めのヒールでもよさそうです。


【先端の形は?】

これもスタイリングによりますが、上品な雰囲気にしたければ少し先端が細めの物を選ぶと良いようです。ぽてっと丸い形であれば、着物の上のほうに視線を持ってくるように小物をプラスするなどバランスをとってみると良いかもしれません。


【色は?】

色は試してみてわかったのですが、本当に何でもOKです。

着物やその他の小物と色を合わせればどんなブーツでも正直合うと思いました。

着物や帯、小物に合わせてファッションを楽しめばよさそうです。


ブーツと着物の組み合わせで、履いている人が多い色はやはり黒が多く、他にもモノトーン、グレーや白も見かけます。

とくに白ブーツでは着物も淡い色にしてワントーンコーデをする人をよく見かけますよね。

また、見たことがなかった茶色のブーツも着物に合いそうです。

洋服でのコーディネートでもよく使えそうだったので、最終的に今回私は茶色のブーツを購入しました。


まとめ

今回調べて試着してわかったことですが、ショートもしくはミディアムの長さであれば気軽にブーツに挑戦できそうです。

礼装には草履をこれからも着用する予定ですが、カジュアルな着物であれば冬は足元は暖かく歩きやすいブーツ。活躍しそうです!




和つなぎラボ





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