おうちで浴衣の洗濯が可能です
9月に入りましたが、これから秋祭り本番、といった地域も多いですね。
私の住んでいる地域も昨日からお神輿の準備をされていました。
3年ぶりの夜店開催などで、もう少し浴衣は活躍しそうです。
さて、浴衣を着た後のお手入れ、皆さんはどのようにされていますか?
クリーニングに出される方も多いと思いますが、綿や麻などの素材が多い浴衣は、おうちで気軽に洗えます。
手洗いはもちろんですが、ネットに入れれば洗濯機でもOK!
今年もたくさん活躍してくれた浴衣を、また来夏すっきり気持ちよく着られるようにお洗濯しておきましょう!
洗う前の注意
浴衣はほかのものと一緒にせず、単体で洗いましょう。黒地や紺地などの濃い地色の浴衣、また柄で濃い色の部分は色落ちが生じます。
白地や淡い色の浴衣は柄からも色が移ったりしますので、どちらも脱水後はすぐ取り出して干しましょう。
ワイン、コーヒー、調味料や油などがついてしまった場合は無理にこすらず、クリーニングに出すのがおすすめ。
準備する物
固形の洗濯石鹸
おしゃれ着用洗濯洗剤(蛍光剤、柔軟剤が入っていないもの)
大きめの洗濯ネット+固定用の腰ひも(平べったい腰ひもがおススメ)
太目のハンガー(着物用ハンガーだとなおgood。ワイヤータイプのハンガーは跡がつきやすいのでお勧めしません)
お洗濯の手順
1. 衿や袖口が汚れていないかチェックする。
汚れがある場合は、少し湿らせて固形石鹸をつけ優しく揉み洗いをする。
2. 浴衣を綺麗にたたんでネットに入れ、くるくると巻き 紐で軽く固定。
ここでしわくち ゃのままだと、後からしわが取れにくくなるので注意です!
3. 洗濯機のドライコースで洗濯開始。しっかり全体を水につける。
洗液がしみ込むようにしましょう。 脱水は30秒くらいで、短めに。
また、しっとりしているくらいがのほうが、干したときに生地本体の重みでしわがのび やすくなります。
4. 紐を外し、ネットから出したらハンガーにかけ、全体を手でたたいてしわを伸ばす。
経方向、緯方向それぞれにピンと引っ張ると生地ものびてgood!
5. 日陰でハンガーにかけ、湿り気がなくなるまで干す。
しわが気になる部分は湿っている間に軽くアイロンをかける。
矢印生地に凹凸がある“絞り”や“楊柳(ようりゅう)”はアイロンNG!
手でたたいてしわを伸ばす程度にしておきます。
アイロンはしわが気になる部分だけかけても、全体にかけてもOKです。
綿、麻の素材であればアイロンの設定温度は高温でOKですが、ポリエステル素材には
中温で当て布をすると安心です。
6. しっかり乾いたらしわを伸ばして畳んで、収納する。
最後に…
「自分で洗うのは不安…」とお思いの方は、クリーニング屋さんにお任せしてくださいね。
汗をすっているので汗抜きもぜひご依頼を。
来年の夏も 気持ちよくお気に入りの浴衣に袖を通しましょう❤
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