川島織物セルコンでは、収蔵している織物を展示する「川島織物文化館」という施設があります。
こちらでは、創業180周年特別企画「ありがとう そして、未来へ」展を9月15日(金)より
開催しています。
180年を迎えられた喜びと感謝を、当社のモノづくりを象徴する史資料を通じてお伝えする企画展です。
【展示案内】川島織物セルコンに ゆかりのある方々をご紹介しています
実業家や日本画家など当社にゆかりのある方々を人物相関図でご紹介するほか、政治家の犬養毅、東洋美術史家のアーネスト・フェノロサの書簡をはじめ、川島織物文化館に収蔵している初代川島甚兵衞から四代川島甚兵衞にまつわる貴重な史資料を展示します。
また、本展では、四代川島甚兵衞の携わった逸品として、歌舞伎座の客席に使用されていた椅子張地の試織や、最高裁判所旧庁舎大法廷の壁面図と天井張(格天井の1面)の試織、正倉院に伝わる平螺鈿背円鏡(へいらでんはいえんきょう)から取材した気品漂う紋織丸帯見本裂「正倉院文様」を展示。
近藤忠商店(後の株式会社セルコン)が手掛けた貴重な国産レースも公開します。
川島織物セルコンは、本年、おかげさまで創業180年を迎えました
その間、多くの方々とのご縁に恵まれ、支援をいただき、「記憶に残る、織と美。」を追求してきました。
本展を通じて、創業者の初代、日本の室内装飾の先駆者として織物の創作や技術の改良に尽力した二代、先代の精神を引き継ぎ発展へと導いた三代、四代、そして現在にいたるまで、180年にわたるモノづくりの変遷を、皆さまへの「ありがとう」の心を込めてお伝えします。
ぜひ、秋の京都散策と共にご覧になってみてください。
■川島織物セルコン創業180周年特別企画
「ありがとう そして、未来へ」展
会期:2023年9月15日(金)~ 2024年8月30日(金)
会場:川島織物文化館
休館日:土・日・祝祭日、夏期、年末年始(川島織物セルコン休業日)
入館料:無料
その他:※ご見学は事前予約制です。
詳細は 川島織物文化館ホームページ をご確認ください。
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