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執筆者の写真川島織物 和ラボ

【スタッフの着物コーディネート紹介】6月、スタッフはこの着物を着ています。

気温と湿度が上がってきましたね


2024年6月21日(金)は夏至。もう夏至⁉と本当に月日の経つ速さに驚きです(笑)

暑いな…と思いつつこの記事を書いていますが、外気温を調べたら31℃!暑いですね💦


さて、今年は遅い梅雨入りで、とのニュースを目にしていますが 皆さんのお住まいの地域はいかがですか?

野菜や緑の木々にとっては恵みの雨。とはいうものの、しとしと降る程度であっても、雨の日のお出かけは億劫になりがちです。

梅雨時であっても 雨を楽しむコーディネートにしたりして、気分は爽やかに行きたいですよね!



6月のおうち着物コーディネート


有松絞りの浴衣と博多の半幅帯
6月のおうち着物コーディネート


Tシャツ:ポリエステル(衿が大きく開いたバレエネックタイプ)

ステテコ:ポリエステル(接触冷感タイプ)

着物:綿/有松絞り浴衣

帯:絹/博多小袋半幅帯

帯締:絹 三分紐

帯留:ガラス細工


コーディネートポイント

家では、さっとはおれる浴衣が良いですね。この日は有松絞りの浴衣に 博多の半幅帯を合わせました。絞りの浴衣は、生地に凹凸があるため肌にはり付かず、着心地が良いのが特徴です。博多の帯も締めやすく、形もすっきり決まるので 気軽に着ることができます。

家事をするのにたすき掛けをしていたのですが、なんだかそれも楽しかったです(笑)

気づかず汚していることがあったり、汗をかいたりしていますので、私は有松絞りの浴衣も家で手洗いをします。洗う時のポイントとしては、絞りが伸びてしまわないよう、やさしく引っ張らずに押し洗い…です。干すときは、出来る限り平たい状態にして、自然乾燥。乾いた後もアイロンは当てません。

木綿や麻は多少縮みますが、それも味だなと思って気楽に着ています(笑)




6月のお出かけ着物コーディネート


近江縮の綿麻着物と絹の夏帯
6月のお出かけ着物コーディネート

肌襦袢:麻

ステテコ:麻

長襦袢:麻

足袋:麻

着物:綿麻/近江縮

帯:絹/名古屋帯(夏帯)

帯揚:絹/絽

帯締:絹/レース組



コーディネートポイント

6月から半衿も帯周り(帯、帯締め、帯揚げ)も絽などの夏物になっていきます。

この時期はもちろん透け感のない単衣も着られますが、こんなに暑くなってくると透け感がある単衣や薄物を着たいなと思います。体感だけでなく、目からも涼しさを感じたいですよね。


先日は、生成色のベースに細い縦長の格子が緑と黄色の糸で織り出されている綿麻着物でお出かけしてきました。初の近江縮なのですが、小千谷の綿麻より柔らかく感じました。産地によって風合いに違いがあり、着ていてうれしくなります☺ どちらの風合いも大好きです。

合わせたのは夏の名古屋帯に、レース組の帯締め、絽の帯揚げです。着物に黄色の経糸が入っているので帯締めも黄色系にして明るさを足しました。全体の色合いがアースカラーで素朴な感じのコーディネートになりました。


こちらも綿麻ですので、シーズンが終われば家で手洗いします。

洗えるように、仕立て前に水通しをしてあらかじめ生地を縮める処理をしています。

(それでもまだ多少は縮みます。縮んでほしくない~!という方は専門店へ…)

ご自宅で洗いたいなとお考えの方は、ぜひお仕立て屋さんともご相談ください☺



昨年、梅雨時に着たい着物の事をこちらのブログにも書きました。

また合わせて読んでみてくださいね!


▶梅雨時期の着物選び https://www.walabo-ksc.com/post/20230606





和つなぎラボ


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