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【スタッフの着物コーディネート】 11月15日はきものの日!秋のコーデ紹介

執筆者の写真: 川島織物 和ラボ川島織物 和ラボ


暖かい秋が続いていますが、やっと袷を着られるくらいになってきました。

今日はなにを着てお出かけしようかな、と悩むのも楽しいですよね。

秋には着物にまつわるイベントも増えるのですが、👘記念日があるのをご存じですか?


着物の記念日?

本日11月15日は「きものの日」

1966年(昭和41年)に設立した一般社団法人全日本きもの振興会によって制定されました。日付は、11月15日が「七五三」の日であり、子どもたちを中心に着物姿が似合う日で

あることからだそうです。

ちなみに…きものにまつわる記念日が他にもあるのをご存じですか?

2月10日の「太物の日」太物(ふともの)とは、絹の着物を呉服と呼ぶのに対し、綿や麻、ウールなどの天然繊維の太い糸の着物を指します。絹と反物の太さを比較して「太物」と呼ばれるようになりました。2をフ、10をトと読む語呂合わせです。

5月29日の「呉服の日」。こちらは上記にもあるように、絹の着物は呉服と呼ばれていたことからこちらも語呂合わせで制定されています。5がゴ、29がフクですね☺

他にも11月11日は「西陣の日」。西陣織という織物を織っている機屋(はたや)さんが多く

集まる 京都市上京区の西陣界隈ではこの日を西陣の日と制定し、色々とイベントを開催しています。


皆さんも、こういった記念日に合わせて着物を着てみてください!



10月のおでかけ着物コーディネート

8月の浴衣と帯コーデ
10月のおでかけコーディネート

肌襦袢:麻

ステテコ:麻

長襦袢:単衣(ポリエステル)

着物:単衣(ポリエステル)

帯:兵児帯(ポリエステル)

帯締:三分紐(絹)

帯揚げ:三重仮紐(ポリエステル)

足袋:麻


コーディネートポイント

10月半ばはまだまだ暑さを感じる…という気温だったので 単衣一択でした。せめて色合いは秋らしく…と茶系に。素材はまだ少し夏の名残があっても、色合いは秋のコーデ、としてみました。

歩けば必ず汗をかいてしまうという体感だったので 全身ポリエステルです。きっと帯まで汗が・・と思ったので、帯も洗える兵児帯で。

「兵児帯は気軽だからと聞くけど、逆にどうやって結べばいいのか分からない💦」というお声をよく聞きますが、ご不安な方は三重仮紐という、一部がゴムになっている紐をお使いになってみてください。胴に二周した後、帯を手とタレで結び、残った部分をそのゴムに挟んでしまえば形になります。また詳しくご紹介します!

ちなみに…この日着ていたものは、帰宅後すぐ全てネットに入れて洗濯機へ(笑)

歩き回って汚れた足袋は、ウタマロ石鹸でブラシでごしごし手洗いです。

翌朝には乾いていて、すっきりさっぱり箪笥にしまうことが出来ました。




11月のおでかけ着物コーディネート

近江縮とミンサー帯
11月のおでかけコーディネート

長襦袢:単衣(ポリエステル)

着物:袷(絹/丹後ちりめん変わり織)

帯:染帯(絹/古代縮緬)

帯締:冠組(絹)

足袋:綿


コーディネートポイント

11月半ばのお出かけなので、The秋というコーディネートにしたいなと思い、菊の染帯を

メインにしてみました。この染帯はシボが大きな古代ちりめんの生地に菊を大胆に描いていて、秋にこそ使いたいと自分では思っています。帯を引き立たせたかったので、着物は無地です。ちりめんの変わり織で、地紋で江戸小紋のような柄を表現しています。


夏物や薄物も大好きですが、袷のどっしりした重みを感じるのも心地よいですね。

それぞれの季節を目でも楽しめる👘、皆さんも秋のコーディネートを楽しんでください!



和つなぎラボ


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