浴衣でお出かけするときの便利アイテムを前回ご紹介いたしましたが、いざ浴衣を着て移動したりお食事したり…
そんな中で浴衣を快適に着続けるためのちょっとした所作や対処方法、ご紹介します。
こんな時どうする?自分でできる浴衣の着崩れ、直し方
着崩れ① 衿から胸元の直し方
浴衣の背中部分ががたるんでしまっているかも。
浴衣をたくし上げている腰の部分(おはしょり)を帯の下から ゆっくりと下に引っぱりましょう。
そうすることで 背中のたるみが取れて、衿から胸元がフィットします。

着崩れ② 帯が下がってきた場合の直し方
帯の結び目自体が緩んでいたら、帯を結び直すのがベストですが、 少しのゆるみなら、
ミニタオルを小さく畳み、帯の結びめの下に入れ込めば大丈夫です!
結び目の土台となり、帯全体が安定します。

知っておくと安心!浴衣でトイレ・お手洗いの注意点
浴衣でトイレに行くときは…
ロングの巻きスカート状になっている浴衣のすそ。
外側から順にくるっと折りあげて、下の写真のように、スカート丈くらいにまとめます。
浴衣の端をクリップ(洗濯ばさみ)ではさんで固定しましょう。
※クリップがない場合は帯に挟んでも大丈夫です。

ここがポイント!
裾はしっかり持ち上げてクリップで帯に固定しましょう。
おろすときはそっと元通りに戻しましょう。帯から無造作に引き抜いたりすると、着崩れの原因になります。
浴衣で手を洗う時は…
お袖は濡らしたくないですよね。
たもとを帯に挟み込むか、クリップ(洗濯ばさみ)で固定してしまえば、すっきりと手を洗えます。

クリップを外し、そでとたもとを整えたらOK!
ない場合は帯に挟めます。そっと外してくださいね。
浴衣を着ても着崩れを直す方法を知っていればとっても安心です。
ぜひお出かけを楽しんでくださいね。
他にも、所作は着物と同じでできますので、こちらもご参考にどうぞ!
和つなぎラボ
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